妊娠糖尿病のブログ

妊娠糖尿病を経て糖尿病予備軍の現在のことを体験談で書いていくブログ。

妊娠糖尿病になった経緯と数値

私がなぜ妊娠糖尿病になったのか。

答えは1つではないと思いますし絶対的にこれが原因というはっきりしたものはわかりませんが、なりやすい人の特徴で複数の条件が当てはまるなと思いました。

①家族に糖尿病の人がいる。

②太っている人

③尿糖陽性の人

他にも高齢出産の人なども妊娠糖尿病になりやすいみたいですが、私の場合は①~③の条件があてはまっていました。

 

祖父、伯母が糖尿病だったこと、そして妊娠を機に急激に太ったこと、糖尿病と診断された時の尿糖がプラスであったこと。

これらの要因が引き金となり妊娠糖尿病になったのかなと解釈しています。

 

ブドウ糖負荷試験の結果。

当時のブドウ糖負荷試験を受けた時の検査記録が残っていました。

 

赤文字で書かれている数値は、これ以上の数値だと妊娠糖尿病であるという判断数値です。
血糖前というのは空腹時の血糖値です。前日21時以降から当日朝8時とか8時半位まで絶食、絶飲だったかなと記憶しています。

血糖後60分はブドウ糖を飲んでから60分経過後の血糖値、血糖後120分はブドウ糖を飲んでから120分後の血糖値ということになります。

表は血糖前→120分→60分の順に書かれており検査結果の書き方が入れ替わってしまっており少し見にくいですが血糖前、血糖後120分、血糖後60分共に妊娠糖尿病であるという判断数値を超えてしまっています。

3項目の血糖値を測定して判断するのですが、実はこの内の1つでも判断数値を超えていたら妊娠糖尿病だと診断されます。

見事に全ての項目で数値を超えています。

特に60分後などはだいぶ基準値を超えています。

ブドウ糖が体内に入ったと同時に急激に右肩上がりに血糖値が上がっているのだと想像できます。

 

※補足 妊婦さんの糖尿病について。

妊婦さんの糖尿病には2種類あり、それは
『妊娠糖尿病』『糖尿病合併妊娠』とよばれるものです。

妊娠糖尿病→明らかな糖尿病を除く、妊娠中にはじめて発症した糖尿病には至っていない糖代謝異常の状態のもの。

明らかな糖尿病の場合というのは簡単に書きますと血糖測定の数値がもっと上の人になります。

空腹時血糖値が126以上だったり、120分後に200を超えていたりなどです。

その他の条件も含まれますがここでは省かせていただきます。

 

糖尿病合併妊娠→妊娠する以前から糖尿病と診断されている人が妊娠した場合をいいます。

 

私が経験した糖尿病は、妊娠中に発症した糖代謝異常である『妊娠糖尿病』です。
ブログではこの妊娠糖尿病についていろいろと書いています。

同じ経験をされた方、されている方に読んで頂ければ幸いです。

 

 

 

妊婦さんのストレスレスな食事に、無農薬桑の葉青汁【ゆるやか習慣】

血糖値との戦いの決意~妊娠糖尿病

一人目を妊娠中に妊娠糖尿病を告げられた私の気持ちや体験談など書いていきたいと思います。

 

糖尿病の知識が全くなく、ただ甘いものをとりすぎたらダメなのかな?という位のぼんやりした考えしか無かった私は「血糖値が高いね」と産科の担当医から告げられた当初も何がいけないのかもよくわからないまま

「??、、そうですか」と当たり障りのない返事をしつつ食べすぎのために体重が増えたことを怒られるのかと思っていました。

実際本当に計画もなく、大好きな炭水化物を身体が求めるままに食べていた記憶があります。

どれぐらい食べていたかというと、朝昼晩の毎日のご飯+シュークリーム5個とかそれぐらいの量を食べていたと思います。

飲み物に関しても炭酸飲料が飲みやすく、それだけでも相当の糖質をとっていたように思います。

 

ただでさえ妊娠中は身体が重くて動きたくない、毎日昼夜問わず眠たくなる、できれば最後の自由をゴロゴロして過ごしたい。

そんな自堕落な自分の考え方を変えざるをえなかったのが担当医の

巨大児になる可能性があります。

の一言でした。

 

当時、某有名な巨人アニメにはまっていた私は

え?巨人を産むの?お腹の中で巨大になっていくの(;゚Д゚)??

 

恥ずかしながら妊娠糖尿病に対する第一印象はそんな感じだったと思います。

ただでさえ臨月に向かってどんどんお腹が大きくなって今より更に動きにくくなるのに、巨大児ということはそれ以上にお腹が大きくなる可能性があるのか?

そんな物体が初産の産道を通るのか、、

いやだ、絶対産む時余計に痛いじゃないか!

陣痛に対して恐怖におののいていた私は何としても難産を避けたく、妊娠糖尿病を告げられたその日より糖質制限をすることを決めました。

 

すいません、本当は我が子への合併症のリスクを避けるために、、、とか、無事に健康な子で産まれてきてきてほしいという想いから!とか母たる者はこうあるべきという訳ではないですが、そういう考えの上で糖質制限を始めましたと格好よく言いたいのですが、妊娠糖尿病を告げられた直後の巨大児パワーワードが余りにも強すぎて、頭の中では瞬時に5㎏の赤ちゃんまで育っちゃいました(;'∀')

それ故に、その後の先生からのその他のリスクが頭に入らず。。。

 

それからの産科では特にそれ以上妊娠糖尿病に対する突っ込んだケアはなく、糖尿科と並行して頑張っていきましょうということのみでした。

 

この時の私は、今までの生活を変えなきゃいけないなと思いつつもまだまだ勉強不足で甘い考えを持っていました。

戦う決意をしたと言いながら、勢いだけな感じでした。

その後糖尿科の受診や、栄養学の先生のお話を聞きながら徐々に意思が強くなっていった感じです。

 

今後は妊娠糖尿病のその他のリスクの事や、実際にどのような食事をしていたかなど、そして妊娠糖尿病になってからの妊婦にかかるストレスのお話などを書いていきたいと思います。

 

 

妊娠糖尿病になって。

二児の母をしています。

今から6年前の2013年長男を妊娠時に妊娠糖尿病を告げられました。

定期健診で七か月目に入る頃だったかと思います。

 

初めての妊娠で食べ悪阻という物に襲われていた私はとにかく吐き気を抑えるために手当たり次第に口に入るもの(受け付けるもの)を見つけては太ることもさほど気にせず食べまくっておりました。。。

 

妊娠しているのだから太るのは当たり前!と自分を全面的に肯定し、ご飯からお菓子から片っ端から口に放り込んでいたような状態でした。

食べ悪阻を経験した方ならお分かりいただけると思うのですが、食べても吐くし食べなくても吐く、、!

自分の中で丁度よいバランスを見つけるかのように分刻みで、今食べる時!今は食べたら吐く時!といった様に気持ち悪い状態を最小限に抑える戦いをしていました。

 

そんなこんなでみるみるうちに体重は右肩上がりに増え続け、もともと48㎏ほどだった体重は59㎏まで増えました。

ちなみに身長は152㎝です。

そこまできても「赤ちゃん+羊水+胎盤で3㎏位はあるよねー」(※実際どうなのかはしりません)などと何の根拠もない自分を誤魔化すための現実逃避をする毎日。

 

その辺りで医師から血糖値がどーのこーのと言われ、しばらくしてから経口ブドウ糖負荷試験なるものを受けさせられた記憶があります。

空腹時の血液を抜かれ、甘ったるいサイダーのような物をトクトクトクっとコップに注がれ待ったなしで一瓶飲まされ、一時間後、二時間後と血液を抜かれ、、、

各々の血糖値の推移を計っていくというような検査です。

 

結果はばっちり妊娠糖尿病でした。

(でしょうね。そんな気がしてたわ。)

 

それから出産までの私はリスクを回避するために血糖値との戦いでした。

体重を落としたり、低糖質のものを食べたりと試行錯誤しながら血糖値が上がらないようにすることで頭の中がいっぱいになりました。

 

糖尿科の医師からの指導も入り、妊婦検診の度に糖尿科にも通院するといったことをしていました。

 

手渡された数々の資料や読んだことのない本に悪戦苦闘しながらなんとか食事改善+適度な運動で残りの妊娠期間を乗り切り無事出産。

ちなみに二人目を妊娠中は最初からインシュリン注射+糖尿病食(低糖質の食事)+適度な運動でなんとか出産といった感じでした。

 

今回ブログを始めるにあたり、今現在も糖尿病予備軍としての日々を送っている自分自身の体験談を書いていけたらなと思ってます。

妊娠していたのは少し前のことなので自分自身も忘れていることなど沢山ありますので、資料も引っ張り出しつつ血糖値の数値や食べていた食事のことなど載せていく予定です(^^)